アトピーに対する保湿の有効性

アトピー性皮膚炎は「国民病」とまで呼ばれるほど患者数が増加しています
その対策として「保湿」が有効だとと言われています。そこで「保湿」についての有効性に関して調べてみましたのでご紹介します。

【アトピー性皮膚炎とは】

アトピー性皮膚炎は多因性でよく分かっていない面がある皮膚疾患です。

一般的には「痒みを伴い慢性的に経過する皮膚炎(湿疹)」とされていて主な症状も「痒み」と「湿疹」となります。

一般的な湿疹との鑑別は、アトピー性皮膚炎は「繰り返す」ことが特徴的な症状です。

 

 

遺伝的な側面と遺伝+後天的要因があり、子供のものと思われていましたが大人になっても治らない「難治性疾患」とも言えます。

また成人後に発症することもありその要因は複雑です。

後天的要因としては「アレルゲン」による刺激があり、アレルゲンには「カビ」、「ハウスダスト」、「カビ」、「化学物質」、「ペットの毛」、「食物」など多岐にわたります。

また、両親もしくは片方がアトピーである場合は高い確率で遺伝すると言う報告もあり疑わしい場合は早めに小児科を受診し「アトピー素因」の有無を検査する必要があります。

その他に「乾燥肌」もアトピーを引き起こす原因にもなります。

「乾燥肌(ドライスキン)」とは皮脂分泌量の低下、角質細胞間脂質や天然保湿素因などの減少によって水分の含有量が低下している状態、です。

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【皮膚の構造を知る】

「保湿」の有効性を考えるには人間の皮膚の構造を知ることも必要となります。

「皮膚」は成人で面積が1、6㎡あり人体最大の臓器です。その働きとして次の4つがあります。

*水分の喪失や透過を防ぐ
*体温を調節する
*外からの刺激を感知する
*微生物や物理化学的な刺激から生態を守る

構造は「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層になっています。

表皮は下部から「基底層」→「有棘層」→「顆粒層」→「角質層」となっており角質層には角質細胞がレンガ状に積み重なって体内の水分が外界に失われてゆくのを防いでいます。

 

 

真皮は熱い、冷たい、かゆいなどの刺激のセンサーとなる神経があり、血管が走行し表皮への酸素や栄養の補給、皮脂や汗を分泌し皮膚の表面に「皮脂膜」を作ります。

つまり「保湿」担うのはこの組織であり、この組織の状態を良好に保つことが「保湿」に繋がります。

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【アトピーに対する保湿とは】

アトピー性皮膚炎の強烈で一番の問題はその「かゆみ」です。

かゆみが強い為に「掻く」ことにより皮膚の表面(表皮)が傷ついてしまい皮脂膜が破ける状態になります。

傷ついた皮膚は「バリア機能」を失い、外からの刺激に対して無防備となってしまいます。

「掻く」ことで皮膚に炎症が起きると肥満細胞からヒスタミン等のかゆみ物質がさらに分泌され、さらにかゆみが増します。

また、もともと乾燥肌の人はアトピー性皮膚炎になり易い傾向があるので注意が必要です。

「バリア機能」を維持するためには「角質層」内の水分を失わず保持すること(保湿)が必要条件となります。

 

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その為には皮膚に対する刺激となる「アレルゲン」を遠ざけることも結果的には「保湿」の手助けになります。

皮膚に対するケアだけではなく生活環境を見直し、刺激が少ない繊維製品を身に付ける、掃除をマメにする、体を清潔にする、部屋の乾燥を防ぐ(加湿器の活用)などの日常生活上の工夫も必要です。

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