赤ちゃんのアトピーと乳児湿疹の違い

赤ちゃんのアトピーと乳児湿疹はよく似ています。そこで、この2つの皮膚疾患の違いについて分かりやすく纏めてみましてのでご紹介したいと思います。

 



 

赤ちゃんのアトピーとは

アトピーと乳児湿疹では症状が少し違います。

まず、赤ちゃんのアトピーの症状についてご説明します。

アトピー性皮膚炎の特徴として次の3つがあります。

 

*強い痒みがある
*湿疹
*良くなった悪くなったりを繰り返す

 

また症状が出る部位にも特徴があり、「頭部」「顔」「耳のうしろ」、「ひじや膝の裏などの関節部」に強い痒みが出ます。

 


乳児期でこうした症状がで2か月以上、その他で6か月以上続けば「アトピー性皮膚炎」と診断されます

 

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またアトピー性皮膚炎は遺伝性疾患の側面(アトピー素因)もあり、両親ともにアトピーの場合は約75%、両親のどちらかがアトピーの場合は約56%の確率で遺伝するとの報告もあります。

しかしながら妊娠中の授乳期の食事制限は児のアトピー性皮膚炎の発症予防には有用ではないとの報告もあるので、しっかりと食べることが元気な赤ちゃんが生まれる要因になります。

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乳児湿疹とは

 

つぎに乳児湿疹についてご説明します。

乳児湿疹とは病名ではなく、乳児期に起こる湿疹の「総称」です。
乳児期、特に生後2週間から6か月までの間に様々な原因で起こる湿疹をまとめて「乳児湿疹」と呼びます

多くの場合は、肌が赤くなる、小さい水ぶくれができる、うろこ状のかさぶたなどが主な症状となります。

乳児湿疹は次のタイプに分類されます。

乳児性ニキビ  生後1~2か月の間に顔を中心に面皰(めんぽう)、丘疹(きゅうしん)、膿疱(のうほう)などが出来ますが、適切なケアをすることで生後3か月くらいまでには自然治癒

乳児脂漏性湿疹  生後2~3か月頃に一番多く見られ、顔面、頭部、耳の周りにできやすい。じくじくしたものやかさぶた状など様々

あせも  新生児から生後2か月くらいまでに多く見られる。首や背中おあしりなどにできやすい。気温が高い時期や、おむつの湿気も原因になります

食物アレルギー これはアレルゲンの特定が必要となります。

乳児湿疹ができやすい理由として次の原因があげられます

*汗と皮脂の量が多い  新陳代謝が活発なため汗や皮脂の分泌が多いですが反面毛穴がまだ小さいために詰まりやすい

*角質層のバリアが未発達  角質層の厚みが足りない為に刺激に弱い

以上赤ちゃんのアトピーと乳児湿疹の違いについてご説明してきましたが中身をより簡単に整理すると次のようになります。

 

*乳児湿疹はある時期がくると「治る」
*アトピー性皮膚炎は症状を繰り返す

 


特に最近の報告によると「アトピー性皮膚炎」は年齢を重ねても完治せず40代でも4万人を超える患者数が確認されています

早めの診断確定が必要となりますよ(*´ω`)

 

関連記事:ファムズベビーで赤ちゃんの湿疹・アトピーをケア!

 

乳児のアレルギー検査

乳児湿疹がアトピー性皮膚炎かの診断にはアレルギー検査の必要性があります。

 


検査の時期については基準はなく、低月齢でも受けられますが赤ちゃんの免疫機構は未発達のため生後6カ月以降が望ましいとされています

 

ただし症候によっては早めにする必要も出てきます。

検査方法は次の4つ

 

1、血液検査  血中のIGE抗体の量を調べます。これで「アトピー素因」の有無を知ることが出来ます。

2、皮膚検査 「スクラッチテスト」と「パッチテスト」

3、食物除去  アレルゲンのある食べ物を1~2週間食べずに経過を見る

4、食物負荷  アレルゲンを小量づつ口にし結果を観察する

 



まとめ

皮膚の症状は素人では判断が付きにくく、薬の適用を間違えると症状が悪化する危険性もあります。

肝心なことは分からない事、心配なことがあればまずかかりつけの小児科の先生に相談することです。

できれば赤ちゃんの症状を細かくメモしたり写真を保存しておけば先生も助かるのではないでしょうか。

 

 

家庭でできるケアとしては「清潔を保つ」「保湿」「刺激のある衣服を避ける」などや、「掻く」ことで悪化するので「爪を切りそろえる」「手袋をする」などの方法も有効です。

よく目配りをしその時にあった方法で対処して行けば心配ありません。

 

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