アトピー肌に不足する「セラミド」とは

アトピー性皮膚炎の特徴はその「かゆみ」です。掻くことで皮膚が乾燥しさらに症状が悪化します。その原因の一つに「セラミド」の不足があると言われています。そこで、「セラミド」の正体、その働きについてご紹介します。

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アトピー性皮膚炎の特徴

アトピー性皮膚炎の原因については未だはっきりと特定されていません。

遺伝性、アレルギー体質なもその1つとされます。

アレルギーを起こしやすい体質が自分や家族にある場合は「アトピー素因」があると言い発症しやすくなります。

また生まれつき「乾燥肌(ドライスキン)」の人もアトピー性皮膚炎になり易いと言われています。

 

 

特徴は強い痒みを伴い慢性的に経過する「湿疹」で、「痒み」のコントロールが最大の課題となります。

痒みに耐えられず「掻く」ことで皮膚が傷つけられ「皮膚のバリア機能」が低下しアレルゲンなどの外からの刺激に対して弱くなります

すると皮膚から「ヒスタミン」などのかゆみ物質が多量に分泌されることにより、更にかゆみが増すと言う悪循環に陥ります。

その結果体内の水分が弱くなった皮膚組織を透過し体外へ出ることで皮膚は一層乾燥することになります。

この水分の透過を防ぎ保湿することで皮膚のバリア機能を守っているのが「セラミド」です。

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セラミドの正体と働き

 

人間の皮膚は三層構造になっていて、表面に近い順に「表皮」「真皮」「皮下組織」となっています。

その中で表皮の外側の0、02mm~0,3mmの角質層に「セラミド」が存在します。

「セラミド」は細胞と細胞の間を埋める「細胞間脂質」の1つ。

細胞間脂質の働きは、その中に水分を蓄えることにより肌を保湿します。

細胞間を隙間なく埋め細胞を「ギュッ」と引き締めることにより水分が逃げだすことを防ぐ働きがあります。

セラミドは細胞間脂質の約50%を占める重要な成分で現在7種類発見されています。

その種類と働きを簡単にご説明します。

セラミド1 水分保持機能、外部刺激に対する優れたバリア機能

セラミド2 高い水分保持機能

セラミド3 水分保持機能、シワを軽減する機能

セラミド4 角質の脂質バリア機能を作り保持する機能

セラミド5     同

セラミド6 水分保持機能、ターンオーバー促進、シワを軽減する

セラミド6Ⅱ 水分保持機能

セラミド7 細胞の増殖をコントロール、皮膚にある菌のバランスを整える

 

中でもセラミド2は全体の20%を占めているため大事な成分です。

お分かりのように皮膚の保湿を保ちバリア機能を正常に保つには「セラミド」が非常に大切となります。

残念ながらセラミドは「加齢」と伴に減少し、20歳前後を100とすると
40歳前後で約50%に、70歳前後で約30%になってしまいます

セラミドは皮膚の「ターンオーバー」によって作られるため、加齢や様々な刺激によりターンオーバーのサイクルが狂うと正常に作られません。

アトピー性皮膚炎の場合は加齢に関係なく「ターンオーバー」が乱れることでセラミドが作られず、加えて体内のセラミドも減少します。

その結果細胞間の密着が弱くなり隙間から水分が透過し皮膚の乾燥を促進させます。

 

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セラミドを補う

失われたセラミドは補う事が出来ます。

方法の1つは食品から摂取することです。

セラミドを多く含む食品には米(米ぬか)、小麦(小麦麦芽)、大豆、こんにゃく芋、牛乳などがあります

特にこんにゃく芋は米や小麦に比べ7~16倍セラミドが含まれていると言われています。

1日に必要なセラミドは600㎍と言われ、その量を摂るには白米なら茶碗25杯が必要になり、現実的ではありません。

効果的に摂るためには「サプリメント」の活用も必要になります。

もしくは肌に直接塗ることがより効果的だと言われています。

いずれにしろ基本は規則正しい生活を送ることが肝要で、考え方としては「生活習慣病」の予防に準ずる暮らしを心掛けることではないでしょうか。

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