アトピーと保湿剤の選び方


アトピー性皮膚炎には「保湿」が欠かせません。ところが保湿剤にも種類があり同じアトピーであっても適応が違います。

そこで保湿剤の種類、選び方について分かりやすく解説したいと思います!

 



【アトピー性皮膚炎の特徴】

アトピー性皮膚炎は憎悪と寛解を繰り返す慢性的な皮膚弛緩で、顔や肘の裏、膝の裏などに左右均等にできる湿疹が特徴で強い痒みを伴います。

その為「掻く」ことで皮膚の表面が傷つきバリア機能が失われ水分が体外に透過し乾燥してしまいます。

 

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皮膚の水分は皮膚表面にある角質層に存在し、細胞間脂質である「セラミド」によって吸着され体外に出るのを防いでいます。

セラミドは細胞間脂質の50%を占める重要な物質で、加齢によっても自然減少してゆきます。

皮膚のコンディションをよりよく保ちセラミドを保護するためには「保湿」は欠かせません。

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【保湿の意味と保湿製剤の分類】

ひと口に保湿と言ってもその目的によって使う保湿剤は違います。

1;角質層内の水分を引き付けて潤いを保つ
ヘパリン類似物質製剤
ヒアルロン酸製剤(市販のみ)
水溶性コラーゲン(市販のみ)

2:角質の水分を引き付け、角質を柔らかくする作用がある
傷がある場合はしみることもある
尿素製剤

3:セラミドを補う
セラミド含有製剤(市販のみ)

4:油分で皮膚を覆い水分の蒸発を防ぐ
白色ワセリン

 

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剤形別の分類

 

1:軟膏  皮膚への刺激が少なく保湿する力が強い 塗ったところがベタ
ついたりテカったりする

2:クリーム 皮膚を保湿する力は軟膏とローションの中間 軟膏よりベタ
つかず、肌を露出する部分にも塗れる

3:ローション 塗った後もベトつかず肌が露出する部分にも使い易い
広い範囲や髪の毛がある頭皮にも塗れる

4:スプレー 広範囲に塗り易いが確認がし難い

 

以上の効果、剤形がある保湿剤を肌の状態によって使い分けますが、普段のスキンケアのような感覚で使用せず一定期間以上の使用は避けることが必要です。

またこうした薬剤を使う場合内容成分に関して「添加物」の心配があります
が「医薬品製造販売指針」と言うものがあり次のように記述されます。

医薬品を製造化する際、安定性、安全性、または均一性を保持し、またその製剤の特徴に応じて溶解促進、徐放化などの目的で添加された物質を言う
つまり食品添加剤などとは違い製剤の効果や品質保持のために添加されたもので心配はありません。

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【アトピーへの選び方】

意外と知られていませんがアトピー性皮膚炎はその症状で四段階に分けられます。

軽度:面積に関わらず皮膚炎が軽度の状態 腫れたりジュクジュクはない

中等度:全身の皮膚の10%未満がカサカサして赤みを帯びたり白い粉がふいたような状態。

重症:全身の皮膚の10%以上30%未満にカサカサや赤みが現れひどくなった状態 腫れもみられるようになる

最重症:強い炎症が全身の30% 症状がさらに悪化し腫れて赤みを帯びて盛り上がる じゅくじゅくした体液がにじむ

以上のようにアトピーは段階的に進むため、その都度使う保湿剤も変わってきます。

さらに抗炎症剤との併用も必要になってきますので、保湿剤を使う際には注意が必要です。

 

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病院から処方される場合は先生、もしくは薬剤師から使い方の説明があるので心配ないですが、市販薬を使う場合はその店の薬剤師に使い方の説明をしっかり受けるようにしましょう。

最近の研究では1歳までにしっかりと保湿を行えばアトピー性皮膚炎は治ることがあると分かってきました。

保湿剤を塗ることも大事ですが、もう一つ大事なことがあります。

それは日常生活で行う事です。

*清潔を保つ
*熱いお湯には入らない
*ゴシゴシこすらない
*無添加の石鹸を使う
*直射日光を避ける
*刺激のある衣服は身に付けない
*汗をかいたらすぐに拭く

などなど、まずは自分で出来ることを始めてみましょう。

保湿製剤に頼るのではなく、より効果がある状態を自身で作り出すことも必要です。

かならずプラスになることは間違いありません。

 

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