アトピーと腸内環境について


アトピー性皮膚炎はアレルギー性疾患だとされています。アレルギーには人間の「免疫」が深く関わっているため、「腸内環境」との関係は避けて通れません。そこでアトピーと腸内環境がどう繋がるのかについて解説したいと思います!

 



腸内環境とは

近頃よく健康の為に「腸内環境」を整えようとか「腸内フローラ」と言う言葉を見聞きします。

腸内フローラは腸内環境と同じ意味で環境が整った腸粘膜はヒダがきれいでまるで「お花畑」に見えることからそう呼ばれています。

最近の研究では人間の「免疫」の70%を「腸管」が担っていると分かってきました。残りの30%は「精神力」だそうです。

腸管内には500~1000種類、総数1兆個に及ぶ細菌が存在していて腸管免疫系を適切に活性化し人間の健康を維持しています。

腸内細菌は3種類存在し、適切な構成割合があります。

善玉菌   2割   腸内細菌を整える
悪玉菌   1割   腸内環境を悪化させる
日和見菌  7割   その時の強い方について変化する

この割合が保たれていると免疫系は正常に作用します。

ところが様々な要因、不規則な生活、ストレス、食生活の乱れなどがあるとこのバランスが崩れ特定のアレルゲンに強く反応するようになります。

本来は異物としても反応しないものに反応することが「アレルギー反応」と言い、結果種々のアレルギー性疾患を発症します。

その一つが「アトピー性皮膚炎」となる訳です。

 

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎の発症原因は未だはっきりとは解明されていません。

アレルギー性疾患であることから「遺伝的」であることは間違いないとされています。

比較的高い確率で親から子へと遺伝し、両親ともにアトピーの場合は75%
片親がアトピーの場合でも56%となっています。

関連記事:アトピーは遺伝する?

66%が1歳までに、90%が5歳までに発症するとされています。

平成26年の調査で年齢別患者構成は次のようになっています。

 

*0歳~19歳   36%
*20際~44歳  44%
*45歳~69歳  16%
*70歳以上     4%

 

これから分かることは「アトピー性皮膚炎」は小児だけの疾患ではなく、治癒することなく持ち越す者、成人後に発症する者も多数いると言う事です。

以上の事から「腸内環境」と「アトピー性皮膚炎」との間には密接な関係があることは明らかです。

腸内環境を整えることがアトピー性皮膚炎の完全治癒に結び付いてはいませんが好影響を与えることは間違いありません。

では「腸内環境を整える為」に何が必要かを次項で解説します。

 

乳酸菌革命

腸内環境を整える為に

 


乱れた腸内環境を整える方法は簡単のようで結構大変です。それは「生活習慣」を見直す必要があるからです

 

基本は「食事」「質のいい睡眠」「適度な運動」の実行です。

中でも食事が最も大事になります。

腸内環境を整える代表的な食品は次の3つ。

1、食物繊維
水溶性食物繊維(りんご、こんにゃく、海藻等)
腸内の有害物質を排出しやすくする

不溶性食物繊維(大根、ゴボウ、玄米、きのこ類)
腸内に留まり糖質の吸収を緩やかにする

2、オリゴ糖
ガラクトオリゴ糖 ビフィズス菌の増加を促す  牛乳、母乳

フラクトオリゴ糖 お腹の調子を整え、ミネラルの吸収を助ける
アスパラガス、玉ねぎ、ごぼう

3、乳酸菌    発酵食品に多く含まれ善玉菌を増やす
ヨーグルト、チーズ、味噌

以上の食品を積極的に食べることで、善玉菌が優位となり腸内環境も改善されます。

自分自身の腸内環境を知るには「便」の状態をチェックすることが大事です

便通がいい事は当然ですが、色形はバナナ様をしていて、変な臭さがなく更に「浮く」ことが大事です。

浮くと言う事は食物繊維が正しく排泄されている証拠となります。

毎朝のチェックをお忘れなく。

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